しじみ蝶の飛び方: なつかしい風景

2003年12月11日

なつかしい風景

手伝いにと上京したものの
頼まれた仕事も色々あって忙しい父に請われ
入れ替わりに上京して来た母に振り回され
まったく何も進められぬ膠着状態で
一週間もそろそろ終りかあ・・・
書きかけの論文も何も
まず第一に万事ほっといて上京するよう仕向けられた自分の話を聞いて欲しく
母ちゃんが黙々と勉強している静けさには耐えかねるが
かといって孫息子の世話は手に余るのか
何も感じることができない人か何かの様に
頑固に座り込んでしまわれ逆にどうにも手がかかるので
これじゃあと、結局家に帰っていただく。
・・・
ああ、ここまでの経過でやれそうだと思っていたことが一つ
できなくなった。
そう感じることで今度は
焦っていた気持ちが
無力感や虚しさに変わっていく
すると
絶望感に捕らわれて動けなくなってしまう。
一向に自由にならない自分の人生とかそんなこと(笑)、
ただのモラトリアム人生だから言うのかそんなこと(笑)。
しかしもう何年も前から
実の両親と一緒の暮らしで感じていた思いが一瞬にしてよみがえる。
そういえば、
うちの両親は私が韓国語の勉強をする事なんかまで完全に嫌っていた。
不孝なことを乗り越えられず
そんなことに拘泥して動けないことでいつまでも何も学べていない
ああ、こんなんじゃ論文なんか書けないっていうオソマツな状態
おこがましくて辛くなる一方の母ちゃんの側で
置いてある本やなんかを見て嫌そうな表情しか浮かべない母なのだったが
それをどうすりゃいいのかすらいまだに判らない。

仕方ないので息子と洗足図書館に行き
長璋吉『朝鮮言葉人間』というのを借りて帰る
雨の日これを読みながら育児をしようと思うが
息子にさんざん阻止されてしまう母ちゃんだ、
わっはっは。
エッセイにちょこちょこ出てくる昔の日本の風景が死ぬほど懐かしい。
私の子供の頃からの願いってなんだったろう
ああ神様何とか母ちゃんに
まともに学業に取り組める環境を与えては下さらないでしょうかって
今更のようにひたすら考える。
何やかやで
体力と精神力が磨耗しつづけてしまい
何をする気にもなれず
息子と普通に買い物行ってごはん作り、洗濯やら掃除をして過ごす
エアコンのフィルターと換気扇の掃除までしてしまったら
サッカーは引き分けでこれじゃあ別に見なくても良かったし
お掃除は疲れるがかといって年末だもんね
今年の年末年始もソウルにいけたらいいのになあ、おこがましい論文も出来ていて。

Posted by nugunya at 2003年12月11日 18:09 | TrackBack
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